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デジカメプリントの話



今回の撮影会に参加された方には、実際に見ていただきましたが、
デジタルカメラの画像って、かなり銀塩フイルムのプリントに
接近してきています。
その昔、100万画素の時代には、キャビネ程度に伸ばすと、
細かい部分は「ブロックノイズ」(用語が違うかも知れません)が
目立って、とても写真とは言えない代物でした。
それが、今や400万画素を超えるカメラと、レーザープリンターの
フロンティアの組み合わせで、撮影会に参加された皆さんに実際に
見ていただいたレベルにまで近づいてきました。

撮影会では、ろくな解説が出来ませんでしたので簡単に補足しますと

E−20、35mm、645の比較
これは、細部の描写を見ていただきたかったのですが、おそらく、
1m離れて見せたら、普通の方は、見分けは付かないと思います。
E−20はあのカメラで撮影できる最高の解像度で撮影して
画像は無圧縮のTiff(14MB)で保存しました。
髪の毛の細部をよく見ると、デジタルっぽさ(ギザギザ)が出ています。
35mmは四切の伸ばしで粒状が崩れる直前で、ちょっと質感が
不足かなという感じです。(ちょっとピントが甘かったかもしれません)
645はさすがに余裕の粒状性で肌の質感が良く出ていました。

E−20のSHQ(1/4)で撮影した前回の撮影会写真
肌が「のっぺり」(塗り潰した感じ)した感じで、最終的にプリントが
目的ならTiffですね。
ただWEB用なら充分な画像になります。
逆光の髪の毛は、かなりギザギザしていました。

フジFinePix6800からのプリント
フジらしい、「派手な発色」をするCCDの特徴が出ていました。
女の子の肌色がちょっとケバかったですね。
ただ、「道頓堀」のカニは綺麗にでていましたので、スナップには
向いたカメラだと思います。
私のお散歩デジタルカメラです。

E−20で撮影した「オートサロン」のカラーレーザープリント
写真とは比べようもありませんが、日常使うカラープリントと
しては充分だと思います。
さらに写真らしくしたいのなら、ラミネートするとコントラストが
ついて写真に近くなります。
まだまだ、機械とトナーが高いので一般家庭に入るには高すぎますが
いずれ、10万円以下になれば、家庭に入ると思います。
いい忘れましたが、1枚のプリントの所用時間は1〜2分です。
価格は、A3レーザープリント 100円?
デジタルプリント四切(4P)500円。

やっぱり、写真は紙にならないと完結した気がしないなぁ




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miya
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